なぜ今暮らしにくいのか?〜「戦略頭」で構造から考える(I)
2026.10.18
YY
(以下、古賀のfacebookより引用)
【第28回YY】
去る10/16(金)は、第28回のやまと矢作塾(YY)でした。
今回は『なぜ今暮らしにくいのか?〜「戦略頭」で構造から考える(I)』というテーマで、前回の『構造から考える』の続編のような内容でした。
どうやら、今回から3回のシリーズものになるようです。
冒頭に矢作さんは、以下の問いを投げかけられました。
・なぜ、合理的な判断が積み重なると、望ましくない結果になるのか?
・なぜ、優秀な人が集まっても、組織はうまく動かないことがあるのか?
・なぜ、おかしいと感じていても、仕組みを変えられないのか?
そのヒントとなるのが今回のテーマにもある「構造」なのですが、これって中にいる間はなかなかに気づきにくいんですよね。
矢作さんによれば、例えば夫婦喧嘩なんかは「距離が近いから起きる」のであり、そんな時は「自分の立場を一瞬、宙に浮かせてみる」という方法が有効なのだそうです。
確かにこれは分かるような気がします。
私の実体験からも、相手との距離が近く相手に対して「甘え」があるような場合には特に、喧嘩になりやすいような気がします。
気をつけなきゃいけませんね。
当たり前ですが人間には限界があり、全ての情報を知ることはできませんし、いつも正しい判断ができるわけでもありません。
不安になれば判断を誤るかもしれませんし、一方で周囲の人と同じ行動を取ればなんとなく安心します。
自分ではおかしいと思っていても、組織の中の自分の立場を危うくしてまで「正しい」と思うことを貫ける人は、そう多くないのではないでしょうか。
構造というものは、必ずしも誰かが意図して作るものではありません。
一人ひとりは最も合理的と思われる判断をしているはずなのに、結果的にはある種類の可能性が生まれにくい社会になっている。
これが「構造」です。
上記は、私がよくお伝えしている「地獄への道は善意で舗装されている」や「犯人探しに意味はない」にも通じる考え方ですし、『日本人が知ろうとしない真実』の中で書いた「多くの組織が似た価値観の人材を選び続ける理由」とも重なります。
構造とは、このようにとても厄介なものなんですよね。
他にもたくさんのことを教えていただきましたが、最後のまとめで矢作さんは以下のようにおっしゃいました。
歴史を知る。構造を知る。そして、最後は自分で考え、自分の人生を歩む。
未来を心配するよりも、中今を丁寧に生きる。その積み重ねが、未来を作っていく。
これはまさに私が大経連を通して常々お伝えしていることであり、改めて矢作さんに背中を押していただいたようでとても心強かったです。
後半の対談でもかなり突っ込んだお話をしました。
理想的な政治の在り方や、AIの活用方法についても結構深掘りをしましたので、詳しい内容が気になる方はぜひとも大経連へお越しください。
最後のYouTubeでは、熊鈴を例に「人間の認知」についてのお話をしていただいたので、そちらも公開をお楽しみに!!



