ジャパン・ハンドラー
2024.11.12
YM
昨日は16回目のやまと三橋塾(YM)でした。
テーマは「ジャパン・ハンドラー」ということで、前々回の「日米合同委員会」と並ぶくらい、三橋先生にしては意外なテーマでした(笑)
しかし中身はさすがの三橋流。しっかりと事実関係を元に解説してくださり、とても腹に落ちる内容でした。
冒頭に「帝国主義」についての解説がありました。
多くの方は「帝国主義=武力による他国の制圧」と思われているかも知れませんが、実はそうではありません。
三橋先生による帝国主義の定義は以下です。
〜帝国主義とは〜
自国の国富・所得を拡大するために、他国の主権を制限し、需要(市場)、資源、労働を収奪する行為。
生産活動に投じられる資本・技術の生産性向上率上昇により可能となった「経済モデル」の一種。
帝国主義は経済(生産活動)のスタイルであり、他国への軍事的侵略は付随的な問題である
〜ここまで〜
帝国主義の目的とは、一方的な”所得吸収”の仕組みを永続するシステムを構築することであり、武力や軍隊の行使はあくまでも2次的な手段でしかありません。
よってこれは、現代における「グローバリズム」ともほぼほぼ同義です。
そのような帝国主義(グローバリズム)に則ったアメリカによる日本支配が、今なお続いていることは皆さんもご存知の通りです。
昨日は、その詳細について三橋先生から詳しく教えていただきました。
教育から、食糧から、エネルギーから、防衛から、あらゆる面において我々はアメリカに支配されていますが、その実行部隊の筆頭が「ジャパン・ハンドラー」たち。
有名所で言えば、リチャード・アーミテージやジョセフ・ナイですかね。
彼らは、時にはあからさまに恫喝をしつつ、時には「ソフトパワー」を使って、知らず知らずの内に我々をオルグして来ました。
その「カウンターパート」となる日本人も多数存在し、彼らは「フルブライト留学制度」等を使ってアメリカへ留学し、見事に脳のOSを書き換えられて帰国します。
OSが書き換わっているからこそ、「善意の下の売国」が平気でできてしまうのです。
今のWHOの横暴に迎合する厚労省の幹部や緊縮命の財務省幹部、そして政治家たちを見ていればこの”構造”がよく分かりますよね、、、
とにかく我々は、まずはこの”構造”に気付かねばなりません。
そして気付いた人から勇気を出してその外に一歩出て、お互いに手を繋いで団結して抗って行く必要があります。
途方もない時間がかかる作業かとは思いますが、これ以外に方法はありません。
まずは知ること。
もしこの活動に何かしらピンと来た方、ぜひ大経連にお越しください!
PS 三橋TVの生放送も無事に終わってホッとしました〜。