目醒めの先へ ~分離から統合へ、新しい時代を共に創る~

プライマリーバランスの研究

2026.07.17

YM

(以下、古賀のfacebookより引用)

【第26回YM】
一昨日7/15(水)は、第26回のやまと三橋塾(YM)でした。
今回のテーマは『プライマリーバランスの研究』ということでしたが、今回も様々なデータを示していただきつつ、実にいろんなお話を聞かせていただくことができました。
その中には、週明けに閣議決定される予定の「骨太の方針」についての解説もありましたが、今回の骨太の方針の中からは「財政健全化」という文字が消えたらしく、三橋さん曰くあれでもかなり大きな一歩なのだとか。

ここ数年で日本政府の財政が健全化してきている(ように見える)のは、ただ単に我が国が「輸入物価の高騰」に悩まされつつ、「サプライロス型インフレ」の局面に突入したからであり、何一つ高市政権や財務省の功績ではありません。
しかしそれでも一歩前進は前進ですし、このまま行けば来年度は補正ではなく通常予算でかなり大きめなボリュームが期待できるのだとか。

その辺りの経済状況を見るための指標には「名目GDP」と「実質GDP」がありますが、それらの間に存在するのが「GDPデフレーター」です。
これはその名の通り、物価上昇等を含んで膨らみすぎた「名目GDP」を、実質値に近づけるべく「縮ませる」ためのもの。
我が国ではしばらく「GDPデフレーターがマイナス(逆に名目GDPを膨らませる役割)」という異常事態が続いておりましたが、ようやく数年前からプラスに転じてきております。
しかも、直近の「対前年比5%弱」という数字は、なんと高度経済成長期並みとのこと。

この「インフレ局面」は素直に喜べないものではありますが、とは言え「総需要に対して供給が追いついていない」ことも確かなので、きちんとした分野に対して適切な投資を行えば、間違いなく自社のビジネスを拡大することも可能です。
我々経営者にとっては、30年以上待ち続けた待望のチャンス到来というタイミングでもあるんですよね。
売り上げや成長が見込める分野を見つけたら、銀行から資金調達(信用創造)をした上で積極的な投資を行えると良いですね!

また、本題のPB黒字化についてもたくさんのことを教わりましたが、「PB黒字化とは、つまるところ既発債の削減である」という三橋さんの解説も納得でした。
早くこんなどうでも良い指標に振り回されなくて済むようになるくらい、国民の側が賢くならなきゃいけませんね。

後半の対談では、三橋さんの語る「大きな一歩」の中身についてや日銀総裁の話、その他もろもろの突っ込んだ話を聞かせてもらいました。
チャイナの現状や予想される末路についてのお話も、とても興味深かったです。
この辺りの踏み込んだ話に興味のある方は、是非とも大経連へ。

最後のYouTubeでは「政策金利」について詳しく解説してもらいましたので、ぜひともそちらもお楽しみに!!