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九州支部企画 夏至の押戸石山遺跡ツアー

2025.06.23

支部活動

九州は梅雨も明け、本格的な暑さが到来しておりますが皆様お元気でしょうか。
1年で最も太陽のエネルギーが高まる夏至の日に開催された九州支部企画「押戸石山遺跡ツアー」の報告です。

今回のツアーは押戸石近くでTaoリトリート&カフェを営む波多野様と、日本のペトログリフ研究の第一人者である武内一忠先生の全面協力のもと開催となりました。
たまたま同じ日に押戸石でキャンプを張っていた山蔭神道の神楽チームのメンバーの方々ともご縁が繋がり、大人数で大盛況な企画となりました。

《押戸石の丘で集合写真(ポーズはバラバラだけど皆楽しそう!)》


【何故夏至の日に?】
熊本県阿蘇郡にある押戸石山遺跡は6000年程前に、火山の噴火を鎮めるために古代人が建てた遺跡と考えられ、数メートルもの巨石が丘の上に多数配列しています。
驚くことにその巨石が夏至線上にビシッと並んで配置されていて、祭壇の巨石の間から夏至の太陽が昇る緻密な設計がほどこされているのです。
古代人はいったいどうやって巨石を運び、正確な天文学の知識を有していたのか、壮大なロマンがそこには存在しています。

新燃岳の噴火もニュースになっていますが、九州地方は活火山がいまも多く存在し、人々の生活に大きな影響を与えています。我々大経連メンバーも古代日本人に習い、夏至の太陽に国民の安寧を祈るべくこの日の開催となりました。

【武内一忠先生からの学び】
武内先生は日本でも数少ないペトログリフ(巨石にきざまれた絵や古代文字)の研究家であり、古代の歴史や民族のルーツだけでなく日本史や神話にも非常に詳しい先生でした。
押戸石のフィールドワークではペトログリフの意味や成り立ちを詳しく解説いただきました。
Taoリトリート&カフェに戻りたっぷり二時間以上にも及ぶ講義から、古代の歴史を紐解くロマン溢れる知識を教授いただきました。尽きない質疑にもとことんまで笑顔でお答えいただき、学びの深い贅沢な時間となりました。

《押戸石でのフィールドワーク 皆さんにはペトログリフがどこか分かりますか?!》


【Taoリトリート&カフェでの宴】
九州支部メンバーの松浦さんのつてで、阿蘇でリトリート施設を営む波多野さんにお繋ぎいただき武内先生とのコラボも実現しました。松浦さん本当にありがとうございます。

Taoではマクロビオティックな食事をいただき、大自然の中で心も体もリフレッシュできる環境で、前泊メンバーは武内先生と波多野さん、そしてリトリート施設のスタッフの方々と杯を交わし多くのことを語り合いました。正しい歴史や我々のルーツを知り、後世に伝えていくことが我々の使命であると再認識できる貴重な機会となりました。

《Taoリトリート&カフェでのブランチ、座談会》


九州支部は広いエリアでもメンバーはまだ多いとはいえず、集まりにくい部分はありますが、これからも定期的に九州支部企画を開催して盛り上げていきたいですね。
武内先生、波多野さん、お手伝いいただいたTaoスタッフと波多野さんの息子さん、参加いただいた皆様本当にありがとうございました。

多くの方の協力で素敵なイベントができたことに感謝致します。それでは皆様、本日もご機嫌に中今を。