東大での私の最終講義
2024.10.29
YY
昨日は16回目のやまと矢作塾(YY)でした。
テーマは「東大での私の最終講義」と言うことで、普段はなかなか見ることのできない、人間味溢れるリアルな「医師・矢作直樹」のことが垣間見える、とても貴重なお話でした。
6年以上にわたって矢作先生から近くで様々なお話を聞かせていただいている古賀にとっても、初耳のお話も多かったようです。
有難いことに、プライベートなことも少し話してくださいました。
昨日のメインテーマは、矢作先生が43歳で東大(工学部)に移った後、ちょうど今の古賀と同い年である45歳の時に救急医療部を設立された際の壮絶な経験談でした。
実は古賀も過去に似たような「立ち上げ」の経験があるのですが、「既存の枠組みの中に新たな仕組みを作る」という作業は、抵抗勢力の反発が凄まじくて本当に大変です。
そしてなんと、矢作先生が現場に出られていた7年間の平均睡眠時間は2時間半…殺人的なタスクやスケジュールをこなされていた「超人・矢作直樹」についても知ることができましたし、日本の医療業界の現状と課題(闇)がよく分かりました、、、
全編を通して矢作先生が強調されていたのは「日本にはエリートを育てる仕組みがない」ということ。先の大戦時の作戦の話は有名ですが、我々日本人は現場の「戦術(戦闘)」は優れているものの、全体を見通す「戦略」がトコトン弱い(ないし、そもそも無い)。
矢作先生は戦略の上に政略という概念を位置付けられており、「政略→戦略→戦術(→戦闘)」という流れの解説をしてくださいました。
要するに「より視座を上げて、鳥の目で世の中を俯瞰せよ」ということですね。
他にも
・(良し悪しは別にして)この世は力こそが正義である
・負ける戦はしてはいけない。やるからには勝て
・人は物事を見たいようにしか見ない
・悪魔の証明はできない
等々、たくさんのお話を伺いました。
後半の古賀との対談では、「大経連の意義」や「我々の目指す先」についても改めて矢作先生と共に語っています。
我々大経連は、これから「令和のエリート養成機関」のような役割を果たして行くのかもしれませんね!
「大経連の一員としての誇りを感じた」という感想を書いてくれたメンバーさんもいて、とても嬉しかったです。
「祈りと呪詛」や「宇宙人からのオープンコンタクト」についてのお話なんかもとても面白かったのですが、そちらは会員さん限定のお楽しみと言うことで!!
やまと矢作塾や大経連にご興味のある方がいらっしゃいましたら、お気軽に古賀または事務局までお問い合わせください。