衝撃の真実 政府が1円も払わない輸出補助金

2025.05.14

YM

昨日は、第19回のやまと三橋塾(YM)でした。
テーマは「衝撃の真実 政府が1円も払わない輸出補助金」と言うことで、消費税の実態解説の最終形とも言えるようなお話でした。

三橋先生は、昔からずっと「消費税は消費に対する罰金だ!」と言ってきましたが、それに加えて5年ほど前にその実態が「事業者の粗利に課税される第二法人税」であることが分かり、さらには「輸出企業に対する輸出補助金」になることも分かってきました。
今回はそれらに加えて、「当該輸出企業が受け取る補助金の原資は、全額そのサプライチェーン内の企業が収めた消費税である」と言うことまで突き止めたようです。
まさにタイトルの通り、衝撃の真実でした、、、

ちなみに三橋先生は、日本で”消費税”と呼ばれている税金の正式名称について「仕入れ税額控除付き売上税」だと言っていましたが、長いけど全くその通りですね(笑)
三橋先生によると、元々はそう言う趣旨ではなかったものが、途中で関わる様々な人間の意図によって今の「付加価値税(仕入れ税額控除付き売上税)」たる”消費税”が出来上がってきた歴史があるとのことでした。
この話を聞いていて、いつも古賀がお話しする「物事に真相はこうだ!は無い」という内容とどことなく通じるなぁと感じました。

元々の大きな狙いである「メインストリーム」は存在しますが、そこに数えきれないくらいの人間の”欲望”や“意図”が複雑に絡みあった結果として事象が存在するので、まったく思いもよらないような方向に事態が展開することなんて、この世の中では日常茶飯事です。
講義では消費税以外に社会保険料の話も出ていましたが、あれも実質的にはほぼ税金ですよね。
しかもその規模は80兆円と、かなりな重税です(写真参照)

それもこれも、解決するためには「公費(つまり国債)を積み増せば良いだけ」の話であるのに、なかなかそうはならない。
結局、我々が真に賢くなって声を上げて行くしかないんですよね。

講義の後半や対談では、来るべき参議院選挙に関する話や「金融政策とは?財政政策とは?」といったお話もたくさん出ておりますので、気になる方はぜひ大経連へお越しください!!

最後に撮ったYouTubeでも、昨日の内容のダイジェスト版のようなお話をしてもらいましたので、そちらも楽しみにしていてくださいね〜