戦後教育で「英雄」とされている人にも「悪人」とされている人にも、それぞれに “そうしたい人達の意図”が ある

2022.04.16

YC

千勝先生のお話を伺うと、毎回毎回知らないことがたくさん出てきます。
昭和5年〜昭和12年の国内経済は、時の蔵相“天才”高橋是清の減税&積極的な財政出動によって、実は未曾有の好景気だったらしいです。

現代の政治家や財務官僚にも、彼の爪の垢を煎じて飲んでもらいたいでものです、、、

「軍靴の足音が聞こえる昭和初期は、軍国主義まっしぐらで景気も悪くて暗黒時代」みたいな印象操作を我々はされていますが、実際はそんなことないんですよね。
もちろん、昭和13年以降は“恣意的に”追いつめられて行くのですが、、、

もう一つ印象に残ったのは「野口英世は元祖ファウチなんです!」というお言葉。
でも千勝先生の一次史料に基づいた冷静な分析を伺うと、確かにその通りだったりする訳で。。。

戦後教育で「英雄」とされている人にも「悪人」とされている人にも、それぞれに “そうしたい人達の意図”が あることをしっかりと認識したいものですね。
あ、本題の「日米開戦 陸軍の勝算」については、2枚目の写真にある「南進からの西進」をやっていれば、ほぼ間違いなく大日本帝国は勝利していましたね。 

もっとも、我が国が想定していたのは“日米開戦”ではなく“日英開戦”ですけど 、、、