北方領土問題の本質は日露間の問題ではなく、アメリカ(というよりも天上人)が作り出した問題である
2023.05.27
YC
昭和20年8月15日、我が国はポツダム宣言を受け入れる形で停戦に合意し、即日付けで帝国陸海軍は武装解 除を行いました。
(ちなみにこの時に無条件降伏したのはあくまでも帝国陸海軍であり、大日本帝国自体は《国体の護持》を条件とした有条件降伏でしたが、戦後に進駐してきた GHQはそれらの約束を一方的に反故にしています)
それから数日後、ソ連軍が占守島をはじめとした千島列島や北方四島に攻め込んできました。
この“停戦後の侵攻”の結果として、現在に至るまで北方領土がロシアに支配されたままになっていることは比較的有名な史実ですが、実はその時にソ連軍が使っていた戦艦や駆逐艦、揚陸艦等のほとんどがアメリカ製であったことは、日本ではほとんど知られていません。
かく言う私も、昨日初めて知りました。
そしてソ連兵にその慣れない兵器の使い方を指導したのも、他ならぬ米軍です。
そういった兵器の供与や兵士への訓練は、8/15の停戦後も約1カ月に渡って当たり前のように続いていました。
この米ソ合同による極秘対日侵攻作戦は「プロジェクト・フラ」と呼ばれており、米軍史上における誇るべき代表的な成功事例として、未だに米軍内で語り継がれているのだそうです。
要するに、北方領土問題の本質は日露間の問題ではなく、アメリカ(というよりも天上人)が作り出した問題だと言うことなんですね。
どおりで解決させてくれない訳だ、、、
そして日本の保守層は、未だに「あの時に卑怯なことをやったロシアを決して許すな!ウクライナを守れ!」 と感情的になっている訳です。
世の中、本当に知らないことだらけです、、、