憲法について考える
2025.08.31
YY
一昨日は第21回のやまと矢作塾(YY)でした。
今回のテーマは「憲法について考える」でした。
憲法については2024/12/2に開催された第17回YYでも詳しく解説いただいておりますが、今回は前回の内容も踏まえつつ、今の日本の状況に合わせた形で改めて矢作さんからたくさんのことを教えていただきました。
大日本帝国憲法には、以下の条文があります。
・第75条 憲法及皇室典範は摂政を置くの間之を変更することを得ず
・第76条 法律規則命令又は何等の名称を用いたるに拘らずこの憲法に矛盾せざる現行の法令は総て遵由の効力を有す
この条文に則れば、戦後の米軍占領下(即ち我が国に摂政を置いている間)に制定された日本国憲法は、大日本帝国憲法からの連続性の中では完全に無効です。
この考え方は『真正護憲論』と呼ばれており、弁護士の南出喜久治先生が中心になって訴えておられます。
現在我が国には11の国政政党がありますが、その全てが「”占領基本法”たる日本国憲法を是」とする立場です。
これは「創憲」を謳っている参政党も例外ではなく、既存の政治団体の中で唯一この枠の外に存在するのは、南出先生を顧問に抱える日本誠真会のみです。
ここはしっかりと押さえておくべきポイントの一つですよね。
昨年12月の講義でも教わりましたが、戦後にマッカーサー(GHQ)が急ごしらえで作った現行憲法は、英文をそのまま和訳したものなのでそもそもの日本語がおかしいです。
その上、我々日本人が困るような仕掛けが随所に散りばめられています。
その中の一つが、日本国憲法と国際法の位置付け。
日本国憲法は国際法よりも下に位置していますが、諸外国の憲法では必ずしもそうではないのだそうです。
この「諸外国の憲法は必ずしも国際法の制約を受けない」という部分は初耳でしたので、とても驚いたとともに深く納得しました。だから我が国ではあぁいう困ったことがたくさん起きているのですね、、、
改めて、知れば知るほど「我が国は独立国家ではない」ことを痛感します。
知ってしまった人間から、なんとかして行きたいですよね!!
他にもたくさんの興味深いお話を聞かせていただきましたし、後半の対談でもかなり深い話を突っ込んで伺ってみました。大経連の会員になれば過去の講義も含めてたくさんの動画が観れますので、もし興味のある方は是非とも大経連にお越し下さい




